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痩せたらコレステロールが下がるってホント?

公開日:2018/03/07 最終更新日:2018/05/11 leaf

「コレステロール」というとあなたはどんなイメージを持ちますか?

「コレステロール値が高いと脳梗塞を起こしやすいからとにかく下げておくことが大切」
「卵は1日1個まで」
「ホルモンや細胞を作るのに必要な成分で、あまり下げすぎるのも良くないらしいって聞くけど・・・」
「体重コントロールしたら血中コレステロール値も下がってくる」

こんなところでしょうか・・・。

最近はコレステロールについては色々な情報が溢れていて少々混乱しているかもしれませんね。
それだけコレステロールは奥が深いのです。
一体何がホントで何がウソなの?!
痩せたらコレステロールも本当に下がるのか?
そんな疑問について、真相を探ってみましょう。

コレステロールとは?ダイエットとの関係性は?

コレステロールは中性脂肪と同じ脂質の一種です。
コレステロールについては中性脂肪との違いと合わせて【中性脂肪とコレステロールの違いは?】の記事にて説明済みなので詳細は割愛しますが、大きく3つの働きがあります。

細胞膜の構成成分

細胞膜はウィルスなど人にとっての外敵が細胞へ侵入するのを防ぎます。
また、細胞に必要な栄養素を取り込む働きがあります。

胆汁の原料

食べ物から取り込んだ栄養素を分解して腸で吸収されやすくします。
つまり胆汁がきちんと分泌されないと栄養を代謝できず体を作ることができなくなります。

ホルモンの原料

三大栄養素の代謝を調整するホルモンなどの原料になります。
ホルモンは人の体を調整するのに必要な物質なので、必要不可欠です。

そうなのです!
コレステロールはダイエットをする上で、敵のイメージ「脂肪」の一種であるにも関わらず、人にとってとても重要な働きがあるのです。

じゃあ、血中コレステロールが高くても問題ないかというと単純にそうとは言い切れません。
血中のコレステロールは、必要量を超えると中性脂肪に変わるのです。
中性脂肪は血液中に存在して体のエネルギー源として使われますが、余ってしまうと皮下脂肪や内臓脂肪に変わり、肥満の原因になってしまいます。

つまり、コレステロールは「適度な量が存在する」のが大切で、多くなりすぎると太りますよ!ということ。
逆に、ダイエットをして体重をコントロールすることでコレステロールも適正化に繋がるのです。

脂質(脂肪酸)について

コレステロールには種類がある?

ところで、コレステロールには種類があることは【中性脂肪とコレステロールの違いは?】の記事でもご説明しましたね。

コレステロールは善玉コレステロール、悪玉コレステロール、総コレステロールの3つで示されます。
血液検査の項目では善玉コレステロールはHDL、悪玉コレステロールはLDL、総コレステロールはTCと記載があったりしますよね。

悪玉コレステロールは、コレステロールを体の隅々に運ぶ役割があります。
花壇(体)に肥料(コレステロール)をまいているのだとイメージしてください。
ただ、肥料が多すぎると花も根腐れしやすくなるように、過剰なコレステロールが血管壁にくっついてどろどろ血になると脳梗塞、心筋梗塞などの怖い疾患を引き起こします。

善玉コレステロールは、過剰にまきすぎた肥料(コレステロール)を倉庫(肝臓)に回収する役目があります。

総コレステロールは、善玉コレステロールと悪玉コレステロールを足したものがそうだと分かりやすいんですけどちょっと違うんです。

総コレステロール=悪玉+善玉+(中性脂肪÷5)の推定式で計算ができます(ただし中性脂肪が400㎎/dl以上の場合は適応できません)。
総コレステロールは、善玉コレステロールと悪玉コレステロールと中性脂肪の一部で構成されているのですよ。

つまりコレステロールとひとくくりでいっても何が多いのか、少ないのかによって体の状態は異なるということなのです!!

ひっくり返されるコレステロールの常識

ひと昔前は総コレステロール値が健康診断では血中脂質の指標として用いられ、220㎎/dl以下にするよう厳しくいわれ続けてきましたが、最近は総コレステロール値はあまり重要視されなくなってきました。
先に述べたように、総コレステロールは様々な種類の脂肪が合わさったもので示されているうえに、問題なのは悪玉コレステロールだということが分かってきているからです。

また、善玉コレステロールが多くても、総コレステロール値は高く出ることになります。

血中脂質の中の何が多くて何が少ないか組成が分からないのに、漠然とコレステロール値が低ければ万歳というものでは決してないのです。

しかも、近年の研究でコレステロール値は食事から摂取するものに由来するのは全体の3割程度で、残りは体で生成されることが分かってきています。
コレステロール値が高いから卵を食べなければいい、油ものを控えればコレステロールが減る、痩せたらコレステロール値が下がるからと安直な食事療法を行ったり安心したりするのは早い!のです。

今まで信じられてきたコレステロール神話は覆されたのです!!
痩せ方(ダイエット方法)によっても善玉コレステロールを増やしていくもの、悪玉コレステロールを下げるもの、色々あるのですから、まずは自分のコレステロール値は一体どういう構成になっているのかを把握する必要があります。

おわりに

ダイエットをするとコレステロール値が下がる・・・もちろん間違いではありません。
でも、総コレステロール値が下がったからといって万事安心ではないことはもうお分かりですね。
コレステロールは質やバランスが大切なのです。

体重だけ落ちればいいというダイエット法はもう時代遅れです。
あなたの血中脂質バランス、きちんと把握したうえでダイエットに取り組むことで質のいい血管も併せて手に入りそうですよ♡。
体の中から外から美しい体組成であることが、本当の意味でのダイエット成功といえるのです。

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