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太る病気ってあるの?男性、女性別の原因と予防法

公開日:2017/10/31 最終更新日:2018/04/24 jia

食事の量や生活環境が変わったわけでもないのに、急に太ったと感じているなら、もしかするとそれは病気のせいかもしれません。

実は、病気によって体に異常が出ることで、急に太ってしまうことがあります。

今回は、太る病気について原因や予防法について解説していきたいと思います。

太る病気とは?男性と女性で病気の種類が違う

太る病気はいくつかありますが、男性と女性でなりやすい病気が違います。

男性がなりやすい太る病気とは、「糖尿病」「肝臓の病気」の2つです。
一方で、女性の方がなりやすい太る病気とは「クッシング症候群」「慢性甲状腺炎」「多嚢胞性卵巣症候群」の3つです。

糖尿病

糖尿病とは、インスリンが十分に分泌されなかったり、インスリンの効果が効きにくい状態になってしまうことで、血糖値が慢性的に高くなってしまう病気です。

糖尿病は、どの年代で比べても女性より男性の方が有病率が高いです。
高齢になるほど、有病率は高くなり、70代以降の男性だと4人に1人は糖尿病を患っていると言われています。

糖尿病患者の多くは、肥満度が高い状態になっています。

糖尿病は重症化するまで、自覚症状が出にくいので、急に太るなどの異変を感じた場合、糖尿病の可能性があります。

自覚症状が出る頃には、病状が進行してしまい、手足のしびれや、腎不全になって人工透析が必要になってしまうなど、重い合併症を引き起こしてしまいます。

肝硬変

肝硬変を始めとする肝臓の病気も、全般的に女性より男性がなりやすい傾向にあります。

肝臓の病気にかかっている人は、脂肪肝になっているケースが多いです。
脂肪肝とは、肝臓に脂肪が蓄積されすぎて、肝細胞の30%以上が脂肪になってしまっている状態です。

肝臓は沈黙の臓器と呼ばれており、脂肪肝になっても自覚症状が出にくいので、急に太ったと感じてしまうこともあるかもしれません。

また、肝硬変になると、腹水が溜まって、お腹がぽっこりと出て急に体重が増えることがあります。

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クッシング症候群

クッシング症候群とは、副腎で分泌される「コルチゾール」と呼ばれるホルモンが過剰に分泌されてしまうことで引き起こされる病気です。

クッシング症候群は、男性よりも女性がなりやすい病気で、男女比は1:4で女性の疾病率が高いと言われています。

クッシング症候群になると、腹部中心に脂肪が付く一方で手足は細くなる「中心性肥満」や、顔に脂肪が蓄積されて丸く膨らんでしまう「満月様顔貌」になってしまいます。

その他にも、糖尿病や骨粗鬆症などを引き起こしてしまうこともあります。

慢性甲状腺炎

慢性甲状腺炎は、男性よりも圧倒的に女性に多くみられる病気で、特に40~50代の女性に多い病気です。

慢性甲状腺炎になると、甲状腺が慢性的に炎症を起こしてしまうので、喉周りが腫れ上がって、太って見えていまいます。

慢性甲状腺炎になると、代謝を維持する甲状腺ホルモンが正常な状態を保てなくなることで、顔のむくみ、体重増加、便秘、無月経といった症状が出ることがあります。

多嚢胞性卵巣症候群

多嚢胞性卵巣症候群は、卵巣の病気で女性特有のものです。
卵巣の中で卵胞がなかなか育たず、排卵が起きにくくなってしまう病気です。

多嚢胞性卵巣症候群になるはっきりとした原因は分かっていませんが、男性ホルモンが関与していると考えられています。

そのため、月経不順になるだけでなく、毛深くなったり、ニキビが増えるなどの男性化の徴候とともに、肥満症状が出ることがあります。

また、卵巣に腫瘍ができてしまうと、大きく腫れ上がることで、急に太ったように感じることがあります。

急に太る原因とは?

男性と女性では、病気の種類が異なるケースが多いので、急に太る原因も違います。

男性がなりやすい病気の原因

男性がなりやすい「糖尿病」や肝炎ウイルスが原因ではない「肝硬変」は、食生活の乱れや運動不足が大きな原因になっています。
特に炭水化物の摂り過ぎは、これらの病気を引き起こすリスクを高くしてしまいます。

女性に比べて男性の方が肥満傾向が高いことが、こういった病気の有病率を高めています。

女性がなりやすい病気の原因

女性がなりやすい「クッシング症候群」「慢性甲状腺炎」「多嚢胞性卵巣症候群」といった病気は、実は、発症する原因がはっきりと分かっていません。

ただし、どれもホルモンバランスの乱れや異常が関わっているのではないかと言われています。

クッシング症候群は、コルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが過剰に分泌されてしまうことで引き起こされます。

慢性甲状腺炎では、代謝を維持する甲状腺ホルモンが正常な状態を保てなくなることで、様々な症状が出ます。

多嚢胞性卵巣症候群だと、男性ホルモンの影響で男性化徴候が出ることがあります。

このようなホルモンの異常が、なぜ引き起こされるのかは解明されていませんが、ホルモンバランスの乱れは、ストレスや生活習慣の乱れなどが原因になっているケースもあります。

急に太る病気の予防・改善法

最後に太る病気の予防法や改善方法を男女別に紹介していきます。

男性がなりやすい病気の予防・改善法

男性がなりやすい「糖尿病」「肝臓の病気」といった病気を予防するためには、食生活の改善と運動不足を解消することです。

糖尿病を予防するためには、血糖値の上昇を穏やかにするために食物繊維をしっかり摂るように意識したり、薄味の料理をゆっくりと時間をかけて食べるようにするなど、食事の仕方に工夫が必要です。

糖尿病の改善法は、基本的には予防法と同じですが、症状の進行具合によって、より厳格な食事療法が必要となることもあります。

肝硬変は、肝炎ウイルスによって引き起こされるケースが多いですが、生活習慣の乱れでも発症する可能性があります。

特に飲酒は、肝硬変の大きな原因となるので、予防のためにも、過剰な飲酒は控えるようにすると良いでしょう。

女性がなりやすい病気の予防・改善法

「クッシング症候群」「慢性甲状腺炎」「多嚢胞性卵巣症候群」といった病気は、発症する原因が特定されていないので、予防が難しい病気でもあります。

そのため、病気が進行してしまう前に発見できるように、健康診断や病院で診断を受けるなど、健康状態のチェックをこまめに行うようにしましょう。

また、ホルモンバランスが乱れないように、規則正しい生活や、ストレスを溜め込まないように心がけることも大事です。

ダイエットよりもまずは病院へ!

今回紹介した病気は、単純に「太る」というわけではなく、健康を害する様々な症状が伴います。

急に太ったと感じると、多くの人が「ダイエットしないと!」と思うかもしれません。
しかし、病気が原因で太っている場合、ダイエットでは症状が改善されない可能性もあり、無理なダイエットが余計に病状を悪化させてしまう場合もあります。

中には、症状が進行してしまうと命に関わる病気もあるので、急に太ったとなど異常を感じた場合は、ダイエットを始める前に、まずは病院で検査を受けてみてください。

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