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運動を止めると筋肉は脂肪になるって本当?

公開日:2017/06/21 最終更新日:2018/03/08 小泉 カナリア

「運動を止めたから、筋肉が脂肪になっちゃった〜!」
運動を定期的にしていた方が、運動を止めてしばらく経ったときに、こんな風に嘆いているのを聞いたことがありませんか?

たしかに、どんなに硬く鍛えた筋肉も、運動を止めるとかぶよぶよの脂肪に変わってしまう気がしますよね……。

多くの人に信じられている話ですが、実はこの話、大きな誤解なんです!
今回は、「運動を止めると筋肉は脂肪に変わる」という噂の真相について、詳しく解説していきたいと思います!

筋肉は脂肪に変わらない

最初に結論をお伝えしておきます。
実は「筋肉」は「脂肪」には変わらりません。

逆も然り。
「脂肪」が「筋肉」に変わることもありません。
細い体形の人が、「まずはたくさん食べて脂肪を増やしてから、トレーニングで筋肉に変えていきましょう!」
といわれるも間違い。

同じ肉が、筋肉になったり脂肪になったりすることないのです。

「筋肉」と「脂肪」、2つは全く別物です

では、なぜ筋肉は脂肪に、脂肪は筋肉に変わることがないのでしょうか?

その理由は、それぞれを構成している材料にありました!
「筋肉」と「脂肪」は全く違う材料でできているのです。

筋肉の80%を構成するのは「たんぱく質」。一方、脂肪を構成しているのは「脂質」です。

「砂糖」が「塩」に変わることがないように、全く別の材料でできている「筋肉」が「脂肪」に変わることはないのです。

運動を止めると脂肪が増えるのはなぜ?

しかし、運動を止めると、どうしても脂肪が増えてしまうのは事実。
これにはどのような理由があるのでしょうか?
そのメカニズムに迫ってみましょう!

消費カロリーが減少する

運動を止めると「消費カロリー」が減少します。
その理由は2つ。

  1. 運動で消費していたはずのカロリーが消費されなくなる
  2. 運動によって消費されていたカロリーは、運動を止めればおのずと消費されなくなりますよね。

    例えば、代表的な運動の消費カロリーは次の通りです。
    ウォーキング(30分間)……約100~180kcal
    平泳ぎ(30分間)……約120~200kcal
    ランニング(30分)……約170〜230 kcal

    これらような運動による消費カロリーが、運動を止めることで消費されなくなるのです。

  3. 筋肉が減少して基礎代謝がダウンすることで、消費カロリーが減少する
  4. また、運動を止めることで、基礎代謝がダウンすることも、消費カロリーを下げることに繋がります。
    筋肉が1kg減少すると、基礎代謝が13kcalダウンするといわれています。

こうして消費カロリーが減少した状態で、運動をしていたときと同じ量の食事をしていた場合、カロリーが消費されずに余ってしまいます。

では、余ったカロリーはどこにいくのか?
そう、そのカロリーが「脂肪」として蓄積されてしまうのです!

体には余ったエネルギーを蓄積するシステムが備わっている

人間の長い歴史の中で、食べ物がいつでも手に入るようになったのは、ここ最近のこと。
食物に困っていた時期が、長きに渡って続いてきました。

そこで、人間の体は、少量の食べ物でも生き延びるために「蓄える」ということ覚えました。
食べ物よって得たエネルギーが余ったときには、体に脂肪として蓄えておいて、食べ物がない日に体を動かすエネルギーとして使うのです。

よって、運動を止めて筋肉が減少してからも、同じ量の食事を続けていたら、エネルギーが余って体に蓄積されてしまうというわけです。

運動を止めたら、摂取エネルギーを減らす

以上のことから、運動を止めたら、その分、摂取エネルギーを減らさなくては脂肪を増やすことになってしまいます。
食事の量を減らすのはなかなか難しいとこですが、運動をしているときと、していないときでは、確実に消費カロリーに差が出てきます。
運動を止めても脂肪を増やしたくなければ、摂取カロリーに注意することが大切です。

筋肉と脂肪の見分け方

さて、それぞれに変化することのない「筋肉」と「脂肪」。
その2つをどのように見分ければいいのでしょうか?
今回は、その両者の見分け方も合わせてチェックしておきましょう!

脂肪は移動できるが、筋肉は移動しない

脂肪は、場所を移動することができます。

例えば、矯正下着で、
「背中やお腹の肉を胸に持ってきましょう」
「垂れ下がったお尻を元の位置に戻しましょう」
などといったような矯正が行われますが、それは移動可能な脂肪がなせる業♪

一方、筋肉はついたその場所での役割があるため、動くことはありません。
脂肪は移動できて、筋肉は移動しない、これが違いのひとつです。

筋肉は意思で動かせるが、脂肪は意思で動かせない

「腕の力を入れてみて」といわれると、多かれ少なかれ腕の筋肉を盛り上げることができますよね。
しかし、「腕の脂肪に力を入れてみて」といわれてもよくわかりません。
そう、筋肉は自分の意思で動かすことができますが、脂肪は動かすことができないのです。
筋肉は、脳や神経の指令によって、自由に動かすことができるようになっています。

体を自由に動かすことができるのも、筋肉の働きによるもの。
筋肉は意思で動かすことができ、脂肪は意思で動かすことができない、これも両者の大きな違いです。

つまんでみると、よりわかる

筋肉と脂肪の違いをよりわかりやすく確認できる方法もあります。
例えば、ふくらはぎの筋肉と脂肪をチェックしてみるとしましょう。

  1. ふくらはぎを多めにつまみます。
  2. つまんだまま、足首を上下に動かしてみてください

ここで、つまめた部分が脂肪、つまめていない部分が筋肉となります。
先ほどお話したとおり筋肉は足首を上下させたときに動きますが、脂肪は動きません。
よって、つまんだ手の中には脂肪だけが残るというわけです。

気になるパーツがある方はぜひ、「つまんで動かす」方法でチェックしてみてくださいね!

これらのことを考慮すると、筋肉と脂肪が、いかに違いがあるかがよくわかります。
「筋肉は脂肪に変わらない」という真実を実感することができますね。

多くの人が信じてきた「運動を止めると筋肉は脂肪になる(変わる)って本当?」の答えは、「ウソ」でした!
筋肉と脂肪は別の材料でできているので、筋肉が脂肪に変わることはありません。

もし運動を止めても脂肪を増やしたくなかったら、摂取カロリーを抑えることが必要です。

食事を思いっきり楽しむためにも、適度な運動をとりいれてきたいですね!

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