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脂肪細胞が脂肪を燃焼させる?白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞

公開日:2016/11/14 最終更新日:2018/05/11 leaf

脂肪と言うと悪いイメージが持たれがちです。
この脂肪には2種類あって、白色脂肪細胞といわれる単胞性脂肪細胞と、褐色脂肪細胞といわれる多胞性脂肪細胞があります。
それぞれ異なる働きをする細胞ですが、どのような働きをするのでしょうか?

脂肪細胞の種類

白色脂肪細胞

白色脂肪細胞は、血液中の糖や脂肪などのエネルギーの元となる成分を、細胞内に「中性脂肪」として蓄えています。
栄養が不足したときに、エネルギーとして放出するという「エネルギー調整」の役割を担っており、飢餓などによる生命の危機を防ぐのです。   
また白色脂肪細胞は、冷気から内臓や体の機能を保護する、いわば断熱材のような働きをしています。
脂肪が厚くなるほど、保温効果があるといわれるのです。
また、脂肪細胞がクッションのような保護作用を務めるので、体への外的衝撃から内臓を守る働きも。
とくに下腹部やお尻、太ももや背中、腕の上部、また内臓などに多く脂肪がつくようになっていて、それが皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されていきます。

こんな断熱材やクッションになるのであれば、白色脂肪細胞は多いほうがいいと思われがちです。
けれども過剰なエネルギー摂取や運動不足などで、白色脂肪細胞が蓄積されいっぱいになってくると、脂肪細胞はどんどん数を増やし、さらに脂肪を取り込み、大きさも大きくなって慢性疾患の元になってしまいます。

褐色脂肪細胞

褐色脂肪細胞は、数が少ない脂肪細胞です。
この脂肪細胞は、体内でエネルギーを使って体熱を発生させるヒーターのような働きをします。
褐色脂肪細胞は、白色脂肪細胞に蓄えられている脂肪を燃焼させ、エネルギーとして利用する働きがあります。
つまり脂肪を減らす重要な役割をしてくれる細胞なんですね。

ただし褐色脂肪細胞は、全体の脂肪細胞の1~3%程度しかなく年齢を重ねるとともに徐々に減少していくのです。
30代後半~40代に入り「歳をとってから痩せにくくなった」とい言われるのは、まさしく褐色細胞の減少によるものなのです。

褐色脂肪細胞を活性化させる方法

脂肪細胞といっても2つの種類があり、ダイエットにおいては褐色脂肪細胞を活性化させたほうが良さそう・・・ということがお分かりいただけたと思います。
では、褐色脂肪細胞を活性化させるには、どうしたらよいのでしょうか?

褐色脂肪細胞を活性化するには、温冷法が有効。
まず褐色脂肪細胞の存在する、首の後ろから背筋辺りに、人肌よりやや熱めの温度のシャワーを20~30秒ほどかけてから、今度は体温より低めのシャワーを同じようにかけて冷やします。
これを交互に数回行うことによって、褐色脂肪細胞は刺激を受けて熱を生み出そうと、脂肪を分解して燃焼効果が期待できます。
その結果、脂肪代謝が良くなると言いわれているのです。
ただし血圧が高く心臓疾患で治療中の方は、急激な温度差は心臓への負担をかけることになるので、行う前に必ず医師に相談してください。

また、褐色脂肪細胞が存在する肩甲骨周りに刺激を与え、柔軟性を持たせることで褐色脂肪細胞が活性化します。
肩を動かすストレッチを行うようにしましょう。
腕を上げるヨガなども効果的で、血流が良くなり肩こりにも有効です。

姿勢を良くすることも、大切です。
姿勢が悪くなると血行が悪くなると肩甲骨付近が硬直し、褐色脂肪細胞がうまく働いてくれません。
姿勢良く、胸を張って肩を後ろに引くような姿勢を意識することで、肩甲骨周辺の筋肉が刺激され活性化されます。

脂肪細胞からホルモン?!

近年の研究で、脂肪細胞自体がホルモンを分泌していることが分かってきました。
良い働きをするホルモンもあれば、悪い働きをするホルモンもあります。

○良い働きをするホルモン

「長寿ホルモン」の異名もあり、血糖値や血圧や中性脂肪を調整してくれる働きがあるアディポネクチン
ドロドロ血を改善する作用もあり、心筋梗塞や動脈硬化や糖尿病などの改善に重要なホルモンです。
このホルモンは質の良いたんぱく質の摂取や有酸素運動、そして十分な睡眠を取ることで分泌が向上するといわれています。

もうひとつのホルモンはレプチン
脳の視床下部に「もうお腹がいっぱいですよ!」というシグナルを出すことで食欲を抑制します。
交感神経にも働きかけて、脂肪細胞にエネルギーをどんどん蓄えてしまうことを制御します。
レプチンは、エネルギーを次々と消費しダイエットの助っ人になってくれるホルモンなんですね。

食事をはじめて15~20分程度で分泌が始まりますが、早食いしてしまうと分泌が間に合わず、食べ過ぎになりがちです。
ゆっくり食べたほうがダイエットに良い・・・といわれるのはレプチン効果を良くするためなんですね。
そんなレプチンは、アディポネクチンと同じく良質なたんぱく質の摂取や有酸素運動、十分な睡眠で分泌が向上します。
両者共エネルギーをしっかり消費し、脂肪が減るとますます分泌が増えるのです。

×悪い働きをするホルモン

  • PAI-1
  • TNF-α
  • HB-EGF
  • アンジオテンシノーゲン

血圧を上昇させたり、動脈硬化や糖尿病のリスクを高めたりといった作用のあるホルモンです。
これらは、肥満すればするほど分泌されやすくなるといわれています。

これらのホルモンは、白色脂肪細胞から体内に放出されることが分かっています。
良い働きをするホルモンは、脂肪細胞が運動不足やカロリー過多の継続によって肥大化すると、どんどん分泌が減って悪い働きをするホルモンの分泌が多くなってしまう特性があるのです。
そのため白色細胞が大きくなり、数が増え過ぎないようにすることが大切です。

このように悪者のイメージをもたれがちな脂肪細胞にも、生命持のための別々の役割をもつ2つの脂肪が存在することが、お分かりいただけたと思います。
脂肪は決して悪ではありませんが、エネルギー貯蓄の働きをする白色脂肪細胞過多になってしまうと、肥満のもととなり慢性疾患を誘発してしまうことに。

大切なのは、エネルギー消費を助ける褐色脂肪細胞を活性化できるようにし、バランスを整えていくことなのです。
食習慣や生活習慣で思い当たる人は、ぜひこの機会に見直してみましょう!

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