痩せる脳でダイエット

ダイエットの成功に、実は大きく関わっているといわれる「脳」。
脳には、「痩せる脳」と「太る脳」の2タイプがあることをご存知ですか?
- 食事制限や激しい運動をしてもなかなか痩せない!
- またリバウンドしてしまった!
このような方は、もしかしたら、「太る脳」のタイプかもしれません!
今回は、「痩せる脳」、「太る脳」のメカニズムや、痩せる脳になるための方法を徹底解説させていただきます。
脳のクセを味方につけて、ダイエットの成功を目指しましょう♪
目次
「痩せる脳」と「太る脳」の違い
「痩せる脳」と「太る脳」には、実際、どのような違いがあるのでしょうか?
そこには、あなた自身が感じている「幸せ」に秘密が隠されていました。
「幸せ」と「ダイエット」!?
一見、無関係に思われますよね。
しかし、脳が幸せを感じている状態は、ダイエットを失敗に導く「食べ過ぎ」が自然と抑制されます。
逆に、ストレスが溜まり、脳が幸せを感じていない状態だと、無意識にドカ食いしてしまったり、あまり噛まずに食べるスピードが速くなり、食べ過ぎてしまうことがありますよね。
これが、ダイエットを失敗させる原因となるのです。
この幸せを感じているかが、「痩せる脳」と「太る脳」の大きな分かれ道。
ダイエットを成功させるためには、お腹が空いていないのに食べてしまう「太る脳」を手放し、「痩せる脳」に切り替えていくことが大切なんです。
どうしたら幸せを感じられるの?
幸せだと痩せられて、幸せを感じていないと太る・・・。
そうだとすれば、恋愛が上手くいっていない不幸な人は、いつまでも痩せられない!?
ストレスいっぱいの今の仕事じゃ、ずっとデブのまま!?
いいえ、そんなことはありません♪
いくら恋愛や仕事が上手くいっていなくても、脳に幸せを感じさせることはできるんです!
それは「幸せホルモン」と呼ばれる、ある脳内の神経伝達物質が大きく関わっていました。
幸せホルモンの正体は「セロトニン」♡
その幸せホルモンとは、ずばり「セロトニン」!
セロトニンは、ストレスを緩和し、精神をリラックスさせる効果あり、幸せを感じさせてくれる働きがあるのです。
このセロトニンには、満腹中枢を刺激して敏感にさせるため、無駄なドカ食いを防ぎ、適量の食事で満足感を与えてくれる効果があります。
これがまさに「痩せる脳」のメカニズム!
例えば、大好きな彼と初めてごはんに行ったとき、胸がいっぱいでたくさん食べられないことがありませんか?
ひとりごはんや、女子会では、食べまくっているはずのあなたが!
それは、幸せホルモン「セロトニン」が、分泌されて、満腹中枢が正常に働いているからかも♡
このように、セロトニンがしっかり分泌された幸せな脳=痩せる脳というわけです。
逆に、セロトニンが不足すると、精神的なバランスを崩し、イライラしたり、うつ病になることもあります。
たとえダイエットをがんばっていても、セロトニンが分泌されていないと、やがて満腹中枢への伝達が悪くなり、食べ過ぎてしまうことが!
これが、「太る脳」のメカニズムです。
このようなことから、セロトニンがしっかり分泌された「痩せる脳」が、ダイエットの成功の鍵を握っているといえます。
痩せる脳のもと「セロトニン」は作れる!
痩せる脳のもととなる「セロトニン」は、いくつかの方法で分泌させることが可能です。
具体的な方法をご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね♪
日光を浴びる!
日光浴は、セロトニンを分泌させるもっとも手軽な方法です。
日光を浴びると、体が覚醒して交感神経が刺激されます。
セロトニンは、交感神経と密接な関わりがあり、交感神経が刺激されることで、セロトニンが活性化してしっかりと分泌されるようになるためです。
特に、午前中に日光を浴びると、体内時計が正常になり、自律神経が整いセロトニンが分泌されやすくなります。
夏場は15分、冬場は20〜30分程度、手のひらに日光を当てるだけでも、手のひらや目から日光のパワーを吸収することができ、充分よい効果を得られるといわれています。
ただし、肌を老化させる紫外線も、一年中降り注いでいますので、直接、顔や体に浴びる場合は、しっかりとUVケアを行ってから浴びるようにしましょう。
夜、質の良い睡眠をとる!
セロトニンを分泌させるためには、しっかりと夜に睡眠をとることが大切です。
「夜眠って、朝起きる」という基本的な行動が、人間の体内時計を正常にし、セロトニンを分泌しやすくします。
夜遅くまでパソコンやスマートフォンを見ていたり、部屋が明るすぎると、眠りを促す成分「メラトニン」が分泌されにくくなります。
寝る前は、部屋を薄暗くするなどして、できるだけリラックスし、眠りに入りやすい環境を作るように心がけましょう。
トリプトファンを多く含む食べ物を摂取する!
セロトニンは、食べ物で分泌させることもできます。
それには、セロトニンを生成する働きがある「トリプトファン」を多く含む食べ物を摂取することが大切です。
必須アミノ酸であるトリプトファンは体内で生成できないため、食べ物から摂取しなくてはなりません。
トリプトファンを多く含む食べ物は、次の通りです。
- 乳製品…チーズ、牛乳、ヨーグルト
- 魚類…カツオ、マグロの赤身
- 肉類…牛肉、豚肉
- 卵…鶏卵
- ナッツ類…アーモンド、カシューナッツ
- 大豆製品…味噌、納豆、高野豆腐
- 果物…バナナ
また、セロトニンを効率よく生成するには、これらの食べ物に加えて、炭水化物やビタミンB6一緒に摂取することが大切です。
あくまで、ダイエットですから、食べ過ぎには注意しながら、バランスのよい食事を心がけましょう。
丹田(たんでん)を意識してゆっくり呼吸をする!
おへその7cmほど下に位置する「丹田(たんでん)」を意識してゆっくり呼吸する方法も、セロトニンを分泌させるには有効です。
これにより、ストレスが緩和され、セロトニンが分泌されやすくなります。
次の手順で呼吸を行ってみましょう。
- 丹田を意識しながら、ゆっくり口から息を吐ききります。
この時、下腹部がへこむように吐いていきましょう。 - 次に、お腹を膨らませながら、鼻からゆっくりと息を吸い込みます。
1と2を繰り返します。
このように、セロトニンを分泌させて「痩せる脳」を作り、食べ過ぎない脳のクセを植え付けることが大切です。
ストレス社会の今だからこそ、取り組むべきなのは「痩せる脳」作り。
「太る脳」から「痩せる脳」に切り替えて、リバウンドしない思考を手に入れましょう。
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