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新型栄養失調とダイエットの関係

公開日:2018/02/27 最終更新日:2018/02/27 leaf

「飽食時代」といわれるようになり、糖尿病、脂質異常症、痛風、高血圧症などの生活習慣病が増加している半面、矛盾ともいえる「新型栄養失調」が注目され始めています。
こんな時代に「栄養失調」なんていわれてもぴんとこないかもしれませんね。
しかしながら、「国民健康・栄養調査」では若い女性を中心に一部の栄養素が不足する栄養失調が増えているという結果が示されています。
なぜ飽食の時代に栄養失調が起きるのか?ダイエットの関係をご説明しましょう!

なぜ栄養失調が起きてくるの?どんな問題があるの?

極端な「○○ダイエット」などを基礎知識なく長期に渡って行うと栄養バランスが乱れ、各種栄養素が不足してしまいます。
かといって短期集中で行ったとしてもリバウンドしやすく、逆に太りやすくなる体質に変わることもあります(【短期間ダイエットは何故リバウンドしやすいのか】記事参照)。
具体的な原因と、どんな問題があるのかを解説します。

外食産業の発展

料理が苦手な人や1人暮らしの方、高齢者などは調理をしなくても手軽に食べるものが手に入るようになったことも一因といわれています。

コンビニ食やインスタント食品、ファーストフードなど加工品に含まれている「リン」は、過剰摂取するとカルシウムを吸収阻害します。
カルシウムが不足することで骨がもろくなり、特に女性は閉経後骨粗しょう症から骨折しやすく寝たきり度が高まります。

また、亜鉛不足を引き起こし、味オンチ・・・つまり味覚異常を引き起こすといわれています。

外食で丼ものや麺類など単品で済ませがちの場合、たんぱく質と炭水化物と脂肪の三大栄養素はしっかり含まれますが各種ビタミンやミネラルは間違いなく不足します。
特にビタミンB群が不足するとビタミンB群は代謝を司るビタミンなので糖質や脂肪を代謝する力が弱くなり、太りやすくなってしまいます(【ビタミンの種類と働き】記事参照)。

菜食主義

美容意識の高い女性やモデル、女優を中心に注目されるようになったヴィーガンダイエットは、動物性の食品は全く口にしない完全菜食のダイエット方法です(【ビーガン(ヴィーガン)ダイエットの効果】記事参照)。
菜食主義はたんぱく質が顕著に不足します。
たんぱく質が不足することで、筋肉量が低下し代謝が悪くなり、痩せにくい体質になってしまいます(【たんぱく質(アミノ酸)について】記事参照)。

車社会

車での移動が多く、更に運動習慣がない方などは、カルシウムの吸収が悪くなります。
カルシウムはただ牛乳や小魚などカルシウムを多く含む食品を摂取すればいいワケではなく、日光浴や運動、ビタミンDを組み合わせることで吸収されるのです。
家と会社を車で往復する生活や、運動習慣がない人は体内のカルシウムが不足してしまっている可能性が高いです。

また、買い物にも出かけず宅配サービスなどを利用する機会が多くなることも生活活動量が減り、足腰の筋力低下につながり代謝を下げてしまいます(【健康寿命を延ばそう!運動不足が引き起こす病気の症状と解消法】【運動を止めると筋肉は脂肪になるって本当?】記事参照)。

ペットボトル症候群

清涼飲料水を飲むのが習慣になっている人も多く見られます。
清涼飲料水には砂糖と食品添加物以外には殆ど何も含みません(【食品添加物はダイエットにも悪影響?!】の記事も参照ください)。
しかもかなりの糖分であり、清涼飲料水を飲むとそれなりのカロリーを摂ってしまうのでお腹いっぱいになり、肝心の食事量が減ってしまい必要な栄養素が不足するケースもあります。

「果汁100%」とか「これ1本で野菜○g」といった表示に安心すると、これらの商品はビタミンやミネラルは補えるものもありますが、依存しすぎると食物繊維が不足するので注意が必要です。

働く女性の増加

「女性=家を守る者」のイメージは最近では昔と比べて随分薄れてきた印象はありますが、やはり女性が社会進出することで家事の中の「食」に影響が出やすいのは事実。
共働きの家庭では野菜の摂取量が少なくなり、食物繊維、ビタミン、ミネラルが不足します。
食物繊維が不足し腸内環境が悪くなると、消化吸収の機能を悪化させ、痩せにくい体になってしまいます(【腸活ダイエットのやり方とその効果】記事参照)。
免疫能の低下もあり、風邪をひきやすくなるともいわれています。

朝が忙しく、欠食することが増えるのも一因です。
1食抜かせば1日に必要な栄養素の摂取量の目安を充足させるのが難しくなってきます。

また、女性でも飲み会の機会が増えています。
アルコールはカロリーはありますが、栄養はない「エンプティ(空っぽの)カロリー」なのです。
アルコールが増えると、カロリーはそこそこ摂っているのに栄養素不足・・・という問題が起きてきます。

自己流ダイエット

正しい知識を持って行うダイエットは良いのですが、一部の情報を聞きかじって行うダイエットはキレイに痩せられないだけでなく、健康被害を起こしかねません。
例えば「油」は三大栄養素の中ではカロリーが高い栄養素にはなりますので、摂取する際注意は必要ですが完全に油断ちするのは良くありません。
脳細胞の半分は脂質で構成されているので1日の必要摂取エネルギーの20~30%は摂取する必要がありますし、必須脂肪酸が不足すると併せて脂溶性のビタミンA、D、E、Kの吸収も悪くなってしまいます。
倦怠感を感じる、集中力がない、肌の乾燥、便秘などをおこしやすくなりかえって悪影響を及ぼすケースも(【脂質(脂肪酸)について】記事参照)。
これではなんのためのダイエットだか分かりませんね。

昔の栄養失調とどう違う?

昔の栄養失調はとにかく「食べるもの」が絶対的に不足していました。
いつも空腹な状態で、エネルギーが不足していたので、体重も少なく見るからに栄養不足の状態が分かります。

しかしながら現在の「新型栄養失調」は決してエネルギーが不足しているワケではありません。
飽食といわれるだけあって、手軽に食べ物は入手できるようになって、食べるものがないことからくるものではないのです。
不足しているのはあくまでも「各種栄養素」なのです。

エネルギーは充足しているケースが多いので、見た目的にはとても栄養失調に見えないのに、実際は栄養素が不足している・・・。
いわば「隠れ栄養失調」といえる状態なのです。
見た目若いのに、体の劣化、老化が始まっているなんて素敵女子とはいえませんよね。
(【若いうちのダイエットは危険?】の記事も参照ください))

まとめ

ダイエットをして痩せたとしても、新型栄養失調になった時点でそれはダイエット失敗といえるでしょう。
ダイエット=体重を落とすことではなく、ダイエット=健康的に美しく痩せることが大切ですよ。
バランスの良い食事で体の中も見た目も美しくダイエットを♪(【「バランス良く食べる」とはどういうこと?】【PFCバランスを知ってダイエットに役立てよう】記事参照)

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